メルカゾールを飲み始めてしばらくすると便秘になりがちでした。ですが、水をたくさん飲むことでだいぶ緩和されました。
治療前は甲状腺機能亢進症だったので代謝が上がり、心臓同様、消化器系の活動も活発だったようです。ですから、その反動で薬の効果により元に戻ろうとすると、相対的に消化器系の活動が悪くなったような感覚に陥り、便秘になったのだと思われます。
デリケートなんですね。消化器系は。。。
個人的な考えではありますが、今までは亢進症で発汗がすごかったので、知らず知らずのうちに多量の水分を摂取しいたのではないか?と思うのです。そう言えば飲んでたかも。。。
で、その結果体内の水の循環が良かったのかもしれません。ですが、薬の効果が出てくるとどうでしょう。発汗も収まってきますよね。という事は体が水分を欲さなくなるのではないか?と思うのです。
水分摂取量≒便通
便通は水分摂取量がカギ
水分の摂取量が少ないと便が硬くなります。当然ながら腸の中で移動がし難くなりますので便秘になりやすくなるというメカニズムらしいです。便を柔らかくするには水分をこまめに沢山とる事が大事です。
摂りすぎもダメ!!
ですが、水分が良いからと言って飲み過ぎるのもダメです。飲み過ぎるとナトリウム欠乏症(所謂、水中毒)になるからです。難しいところですが、自分の体重に4%をかけてみてください。仮に体重が70㎏だとしたら2.8kg(水なら2.8L)ですね。
この数値が1日に摂取しても良い最大値だそうです。料理やみそ汁等に含まれる水分は除外して単に飲み物として摂取する量で考えてOKです。
まあ、わざわざ最大値ギリギリまで飲む必要は無いと思いますので、3%位にしておけば安全ではないでしょうか。
3%でもそこそこの量ですからね。70kgの人が1日に2Lの水を食事とは別に摂取するのは結構大変ですよ。
お茶や麦茶よりも水が良い
個人的な考えなので賛否両論あるかもしれませんが、お茶や麦茶ではなく単なる水が良いと思っています。体内から尿として排出される水分は約4週間前に摂取した水分だそうです。水分に不純物があればあるほど分解に時間がかかるので滞留する時間が長くなるのだそうです。
しかし、単なる水であれば体が不純物を取り除く作業が不要になるので、体の負担が少ないのです。という理屈で単なる水の方がより水の循環が良く、デトックス効果もあり、体に良いと思っています。
(お茶にはカテキンという抗酸化作用や殺菌作用があるらしいので、全体最適という意味ではお茶は否定しません)
注意点
当たり前ではありますが、水分を今まで以上に摂るとトイレに行く頻度が増えます。仕事で会議やミーティングがある時は少しペースを落としましょう。
下剤に頼り過ぎない事
下剤を使用するのは一応有りらしいんですが、あまりこれを常用するのは好ましくないようです。下剤が無いと出にくくなってしまう体質になる場合があるそうです。以前、「医師が飲みたがらない薬」という雑誌に下剤が抜粋されていたのを見た記憶があります。
汚い話しになってしまい、ゴメンナサイ。今回は水に流してください。ですが、真面目な話し、便秘は本当に苦しいものですよね。もし、私と同じようにメルカゾール飲み始めて便秘で苦しんでいる方や橋本病の症状で便秘に苦しんでいる方がいらしたら、是非参考にしてみてください。
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