自己中断は危険です。理由を説明しますので自己中断はしないようにしてください。バセドウ病にかかってしまったら、もうコレは一生付き合っていくしかない!と腹をくくりましょう。
薬物療法の自己中断によるリスク
リスク①:一からやり直し
中止は医師のに任せましょう。中止には至らない場合もあるかと思います。もし、自己判断で中止した場合、からりの確率でバセドウ病再発になります。
この場合、一からやり直しとなる場合が多いようです。また2週間置きに検査のリスタートです。双六で言う振り出しに戻るってやつですね。
リスク②:無顆粒球症や肝障害等の副作用リスク向上
もう一度、やり直しとなった場合、また初期の2~3か月はこのような副作用と向き合わなければなりません。何度もリスタートをしていればその内本当に副作用を発症するかもしれません。
また、甲状腺機能が正常でない期間が長い程、甲状腺クリーゼになるリスクも増えると思われます。
薬物療法中は調子がいいがそれは薬のお陰
医師の判断で、薬の量を調整しホルモンの上下を拮抗させている状態なので治ったわけではないのです。単純に薬で抑え込んでいるだけなんですよね。
なので、自己判断でその拮抗を崩してしまっては今までの苦労が水の泡です。また、自己中断ではなくても飲み忘れが続いてしまった場合や、通院をサボってしまう場合があるのはマズイです。
飲み忘れについて防止策記事はコチラ→メルカゾール飲み忘れ防止、3つの対策を紹介
通院をサボってしまう場合は原因を考えて対策を練りましょう。例えば、病院が遠いから、、、であれば医師と相談し、①一度に処方する薬の量を増やしてもらう、②自宅や職場に近い病院に転院する、③忙しい時だけ違う病院で処方してもらう事が出来ないか?等、相談してみよう。
まとめ
・自己判断による薬の中止は危険
・今までの苦労が水の泡になりかねない
・飲み忘れが続くようであれば防止策や対策を
・通院が苦であれば医師と相談を
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