バセドウ病、初診時検査結果は寛解率に影響か?

私が初めて伊藤病院に行ったのは2020年9月。その時はさっぱり分かっていなかったのですが、初診の血液検査(FT4)は結構重要だったんですね。計測可能上限値を超過していた場合、後々寛解し投薬を中止出来る率に影響するのだとか。。。

寛解を目指したいが、果たして治療開始時の状態で予後が決まってしまうのか?

 




 

 

寛解とは

「かんかい」と読む。全治・完治(完全治癒)とは言えないが、病状(症状)が治まっている状態の事を表す言葉。

バセドウ病の場合、完治という言葉は当てはまらないようです。バセドウ病についてネットで相当量の情報を見てきたが、「完治」という言葉はほぼ見当たらず、どこのサイトもこの「寛解」という言葉を使っている事が多い。悲しいが、これが現代医学での現実である。

 

寛解(投薬中止)判断基準と寛解迄の期間目安

正確に寛解を判断する為の基準は確立されておらず、曖昧であるようだ。おそらく甲状腺の肥大程度や年齢、血液検査結果、投薬継続期間等、色々と複雑な要因が絡む為、「コレでOK」という基準を設けにくいのではないかと推察される。

判断については病院や医師の方針にもよるところが大きいかもしれないが、一般的な判断基準と期間を調べたので紹介したいと思う。

 



 

 

投薬中止判断基準:TRAbが基準値範囲内で安定している事
抗甲状腺薬治療期間:18~24カ月経過している事※(成人の場合)
※低年齢層の場合、2年以上の期間を要する場合が多い

補足)TRABとはTSH受容体に対する自己抗体を表す数値であり、TSHとはFT3、FT4と同様に甲状腺から分泌されるホルモンの数値を表すもの。このホルモンは新陳代謝や交感神経の働きを調整する役割を持っています。

 

約2年間の投薬で寛解しない場合はどうなっちゃうの?

別の治療方法(アイソトープ療法や外科的甲状腺切除術)を検討される場合があるようだが、最近は投薬期間延長を検討する場合も多いようだ。抗甲状腺薬を 1 錠1日置きに服用(最少量持続量)し、 6 ヶ月間以上甲状腺機能が正常に保たれれば中止を検討する事が多い。最小量持続量の期間が長い方が寛解率は高くなるようだ。

であれば、最初から2年位で無理して投薬中止は検討せず、最小量持続量期間を長めにした方が寛解率が全体的に向上しそうなものだが、どうなのだろうか。。。色々調べてはみたが、そこはナゾのままである。

 

初診時の血液検査が寛解率を左右するのか?

治療開始前の FT4値、FT3 値が高い場合、甲状腺腫が大きい場合、低年齢、超音波による甲状腺動脈最大血流速度が速い場合、T3 優位型バセドウ病の場合は統計上、寛解しづらい事が分かっているようだ。

また、治療開始前 TRAb 値から予後を完全に予測することは出来ないが、治療開始後に TRAb値が低下しづらい場合も統計上、寛解率が下がるようだ。

 

私の場合、初診時のFT4は伊藤病院の検査上限値をオーバーしており、計測不能であった。(7.77ng/dl)
絶望する事ではないが、この結果は統計上は寛解率が低いという位置づけになるようだ。

また、初診時のFT4が7を超過している場合、「重症」という扱いになるらしい。だから何?と言われればそれまでだが、今更ながら治療前、発汗、動悸、息切れについての症状は相当なものであった事は間違いない。当時は歳のせいかと思っていたが、何ともマヌケな話しであり、さっさと病院に行っていればよかったと今更ながら思う。笑

 

少し、難しい単語が飛び交ってしまいましたが、「寛解」についてはバセドウ病闘病中の方は気になる事ではないかと思い、自分なりに一生懸命情報収集をしたつもりです。

私自身、一生薬を飲む覚悟はしているものの、万が一にも快方に向かい、投薬中止出来たいいなーと僅かながらの希望を持っているからこそ、今回の記事作成に繋がったのだと思う。

 

 




 

まとめ

・寛解を目指すには早期発見、重症化前に治療を開始する事が若干可能性を高める事になりそうだ。体の異常を感じたら無理をせず、早目に医療機関の診察を受ける事が大事。
・怠薬をせずに、医師の言う通りに服用する事が大切である事は言うまでもない。

なかなか、発見が難しい病気だと思うのですが、先日newsとして紹介したような簡易検査等、これからかかってしまう方達は、私のように発見が遅れない事を祈りたいものです。既にかかってしまった方は私もそうですが、諦めずに粘り強く、病気と向き合って頑張りましょう。

簡易検査試薬の記事はコチラ→バセドウ病や橋本病を10分で検査 富士フイルム系他、試薬発売

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