甲状腺機能低下症の高齢者は死亡率が高くなる研究レポート

メリーランド州ボルチモアのメリーランド大学メディカルセンターミッドタウンキャンパスの医学博士による、甲状腺機能低下症と年齢による死亡率との関連についての研究結果発表が昨年末にありました。

 

甲状腺機能低下症と年齢、死亡率の関連性レポート

要約すると、60歳以上の甲状腺機能低下症の方は甲状腺低下症の症状がない同じ年齢層の方よりも死亡率が26%高い事が分かったそうです。死亡原因についての偏りや傾向等は見当たらず、全ての原因において上昇傾向があるとの事でした。

 

下記、海外サイトEndocrine newsサイトより抜粋しました。

 

投稿日:2019年12月
参照元:Endocrine news→https://endocrinenews.endocrine.org/older-adults-with-hypothyroidism-face-elevated-risk-of-death/
翻訳:Google翻訳

❝Endocrineより引用

甲状腺機能低下症の高齢者は、死亡リスクの上昇に直面しています

リスクの増加は、無症候性甲状腺機能低下症の高齢者に影響を与えません

The  Journal of Clinical Endocrinology&Metabolismに発表された新しい研究によると、甲状腺機能低下症の高齢者は死亡リスクが高くなりますが、甲状腺機能低下症の軽度の形態である無症候性甲状腺機能低下症の人は同じリスクに直面しませんでした

「私たちのメタアナリシスは、特に高齢者に焦点を当てて、甲状腺機能低下症と死亡率の関連を評価および確認した最初の分析です」と、メリーランド州ボルチモアのメリーランド大学メディカルセンターミッドタウンキャンパスのキャロルチウンフイペン医学博士は述べています。 、および研究の著者の1人。

「私たちの分析によると、60歳以上の甲状腺機能低下症の人は、甲状腺の状態がない同じ年齢層の人よりも、すべての原因で死亡する可能性が26%高いことがわかりました」と共著者のHuei-Kai Huang、MDは述べています。台湾の花蓮にある花蓮慈済病院と慈済大学の

研究者は、110万人以上の高齢者を含む27の公開された記事の結果をレビューしました。甲状腺機能低下症はすべての原因による死亡リスクと関連していましたが、研究では心血管死亡の発生率が高いことはわかりませんでした。興味深いことに、アジアと北アメリカで発表された研究は、甲状腺機能低下症の人口のすべての原因による死亡率の増加と関連していましたが、ヨーロッパとオセアニアで発表された研究はそうではありませんでした。80歳以上の甲状腺機能低下症の個人の中で、研究者らは、すべての原因または心血管系の死亡のリスクの増加を発見しませんでした。

軽度の甲状腺疾患の高齢患者では、死亡率の差は見られませんでした。この研究は、高齢者の甲状腺機能低下症の管理を導くのに役立つさらなる証拠を提供します。

「ガイドラインによれば、私たちの調査結果は、亜臨床型甲状腺機能低下症の人、つまり軽度の甲状腺機能障害のある人は、合成甲状腺ホルモンによる治療の恩恵を受けられない可能性があることを示唆しています」と内分泌学部門の准教授であるカシフM.ムニール医学博士は述べています。メリーランド州ボルチモアにあるメリーランド大学医学部の糖尿病と栄養、およびこの研究の別の著者。「しかし、すべての原因による死亡率が増加していることを考えると、甲状腺機能低下症と診断された個人では治療を検討する必要があります。」

引用❞

 

まとめ

上記の通り、甲状腺機能低下症の高齢者は死亡率リスクが上昇(若干死亡率が高まる)するという研究レポート紹介でした。この結果で着目したいポイントは低下症と60歳以上の死亡率の関連性はもとより、「全ての原因において」上昇するというポイントだ。

この事から、甲状腺という臓器は骨、神経、精神、新陳代謝、心臓、消化器、等、実に体全体の働きを支える重要な臓器である事がうかがえる。

現在、私はバセドウ病なので低下症とは逆の亢進症を患っているが、この先症状が逆転し低下症になる可能性もあるので、自分の甲状腺が今どういう状態なのか?定期的な検査は継続していく事が重要であると改めて再認識した。

また、高齢者の方は頻繁に検査の為に病院に行くのはかなり負担になるのではないかと思う。(近くに検査が出来る病院があれば別だが)自宅でFT4等、甲状腺ホルモンの状態の検査が出来る簡易キットのようなものがあるととても便利ではないだろうか。。。

将来的にはインターネットと連動し、遠隔でモニタリング出来る仕組み等、高齢者の方が安心して治療を受けられる環境が整う事を祈りたい。

 



 

さいごに、、、

この記事に記載した内容は、メリーランド大学メディカルセンターの研究結果であり、日本での症例に当てはまるとは限りません。(地域による差異が報告されています)また、現在治療中の方の治療方針や治療方法を変更する事を推奨するためものではありません。また、翻訳はGoogle翻訳ツールを使用しており、原文とのニュアンスの違いや表現の違いがある場合がございますので、予めご了承ください。

 

今後も、バセドウ病に関する学術的な論文や研究レポートについてはアンテナを張って情報をキャッチし共有し、微力ながら皆さんのお役に立つ情報発信を継続していきたいと思っています。

 




 

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