久しぶりにバセドウ病治療最新newsのカテゴリー記事となる。以前、このblogでも触れてたかもしれないが、一昨年辺りからバセドウ病の新治療薬「K1-70」という薬の治験が行われており、予定では今年の6月辺りで終了だったと記憶している。
以下、臨床試験情報詳細データベースの公式HP↓
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本来であればページの一番下に結果が掲載されるはずなのだが、まだ未掲載のままだ。可能性として考えられるのは被験者の数が足りなった、又は評価委員会の審議の順番が変わった可能性。(新型コロナ関連の治験薬を優先している兼ね合いで、結果の審議がまだ行われていない可能性)
私も医療関連のプロではないので断言は出来ないが、この薬はTSH受容体拮抗薬と記載があるので、ホルモンの分泌量をコントロールするものではなく、ホルモンを受容する側の器官をコントロールする薬ではないかと思われる。
つまり、根本治癒が見込める革新的な薬ではないかもしれないが、一部既存の治療薬ではコントロールが難しい症状が出ている方には有効な薬なのではないだろうか。
結果が発表されたら、改めて当blogでも紹介したいと思う。続報に期待したいところだ。
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